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第6回障がい者雇用を考える会

  • 日時:2013.12.19(木)18:30~20:30
    【発表者】株式会社新栄 廣川 豊美氏
  • テーマは「障がい者雇用 = 社会貢献ってホント!?」

    ▼発表者メッセージ
    株式会社 新栄はミネラルウォーターの製造・販売や手作り弁当「ほのか箱」の配食サービスを行っており、障がい者雇用を積極的に進めている会社です。
    障がい者社員を支えるキーパーソンの廣川さんは、新栄に入社するまで障がい者の方と仕事をする機会はありませんでした。
    織田社長と出会い障がい者社員と働く中で廣川さん自身がたくさんのことを教えられたことを実感したそうです。
    笑顔が素敵な廣川さんから元気の出るお話しを伺います。

    【タイムテーブル】
    18:30 開会 主催者あいさつ
    18:35 報告者による発表
    18:55 会食準備
    19:00 会食・テーブル討論
    20:20 アンケート記入
    20:30 閉会

    報告

    株式会社 新栄は手作りお弁当の宅配やお水の販売等を行っています。
    はじめにビデオで、障がい者を持った社員が担当している仕事の紹介や、社内での取り組み等について紹介いただきました。

    廣川さんは「どうすれば社員が毎日るんるんで出社し、仕事ができるのか」を常に考え、社員と接していると話されました。
    また実際にお越しいただいた社員の方にもお話を伺い、どのような想いを持って仕事に取り組んでいるのかをお話しいただきました。

    NPO法人 大阪精神障害者就労支援ネットワーク 久保川さんに乾杯の音頭を取っていただき、会食をしながらの意見交換が始まりました。

    社員の方は「廣川さんはいつも元気でるんるんです。トレーナーとして仕事を教えてくれている。とても感謝している」と話されました。
    新栄で働くと毎日が楽しく、1日があっという間に過ぎていくと話されました。

    そんな新栄では、障がいがある人もない人も働きやすい工夫がたくさんされています。
    障がいを持った社員からのアイデアで取り入れられたものもあり、障がいのある人も無い人も働きやすい職場となっています。

    社員は徐々に責任のある仕事を任されるようになり、今では誰よりも厳しい目で品質チェックを行うことができるそうです。
    任されることで責任感とやりがいを感じ、毎日るんるんで仕事に来ることができるそうです。

    障がいのある社員を1人だけ雇用しても、その人は孤立してしまう。複数人雇用するからこそ、お互いが励ましあったり、相談したりできる。
    複数人雇用することが難しければ、地域の企業でネットワークを形成し、社員同士で交流できる環境を整えることも大切であるというお話もありました。

    実際に障がいを持った社員の方の意見を聞くことができ、障がい者雇用について改めて気づきを得ることができた時間となったようです。

自立センターえさか

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