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営業交流会
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日時:2011.06.21(火)18:30~20:30
「江坂でどんな営業していますか? ~ 江坂の会社ってどんな感じ? ~」
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営業交流会を開催します。
「江坂でどんな営業していますか?
~ 江坂の会社ってどんな感じ? ~」6月から江坂-起業家支援センターにやってくるインターンシップ生を交えた情報交換会を開催します。
実際に江坂で営業にまわっている方々にご参加いただき、これから社会に出るインターンシップ生に、先輩としてよきアドバイスをしてもらえればいいなと思っています。
報告
高木の挨拶の後、実際に江坂で求人関係の営業をされている、瀬口 典子さんがご自身の営業について語ってくれました。
それまでサービス業ばかりで、前職は「おくりびと」(納棺師)だったという瀬口さん。
まだ20歳半ばで、営業職をはじめて5カ月とのこと。初めの3カ月はひたすら江坂を歩きまわり、多い時は1日100件の会社を訪問したとか。
江坂の会社については、新大阪と比べて求人が少ないので、もっと増えてほしいとお話されました。
営業するときのノウハウも話して下さいました。
求人は、必要なければ使わないもの。
必要な時には、思い出してもらえるように、その人の役に立つことを考え、動いているとおっしゃっています。その中で色々なことを学び、得られたそうです。
多くの会社を訪問して、当然ではあるけれど、いろんな会社があり、いろんな人、経営者がいること。
そしてその中には、自分の会社がどれだけ役に立っているかを考えている会社があり、社会と会社とのつながりをわかっている会社がある。長く続いている会社はそんな会社であるということ。営業はノルマという明確な目的があり、数字があることによって目的を意識することができ、根性もついたそうです。
多様な業種を訪問し、いろんな業種での共通点にも気がつき、視野も広がったと言います。今までにたくさんの名刺をもらったけれど、ひとりの方の背景には、いろんな人がいる。
1枚の名刺でその背景に何人の人がいるんだろうと思うと、ワクワクするとおっしゃっていました。最後に、瀬口さんの思うところの営業とは、「売り込みではなく奉仕である」
営業は人間力で勝負。自分の持っているものを使ってどうやって人の役に立つか、人の役に立ちたいと思う純粋な気持ちがあれば営業はできるんじゃないかと思う。
と締めくくられました。
たったの5カ月しか営業をしていないとはとても思えない内容で、参加された方々も驚いていました。
インターンシップ生達も、多くを学んでいてくれればと思いました。実はこの瀬口さん、入社したての頃に弊社に営業に来たことから、お付き合いが始まりました。
100件のうちの1件だったのかもしれませんね。当初は江坂-起業家支援センターオープン前で、引っ越し準備に追われていた時だったので、正直その時は、そのままお引き取り願おうかと思ったのですが、「せめて名刺だけでも」というところから、江坂-起業家支援センターの話になり、結局は応接でコーヒーを飲みながら、前職の話を聞いたり、センターの話をしたりで、盛り上がって終わりました。
江坂-起業家支援センターオープンもお手伝いしてくれ(もちろん、その間も抜かりなく営業はしていましたが(苦笑))、話の中にあった「純粋に人の役に立ちたい」という気持ちを持っている人なんだな、ということがよくわかります。
瀬口さんのお話が終わった後、営業一筋20年の営業コンサルタント 内田さんに乾杯の音頭をとっていただき、会食しながらの自己紹介と意見交換がはじまりました。
その中で瀬口さんと同じく、営業に来られて付き合いがはじまった方が
ご自身の経験も交えながら、
自分は営業が大好き。
営業は嫌なことが9割あるけれど、営業はブーメランのように、したことがかえってくる仕事で、得るものが大きい。そんなやりがいのある営業というものを、若い人にもっとしてほしいとおっしゃっていました。
(以下、アンケートより抜粋)Q.今日の交流会に参加して学んだことや、気づいたことを教えてください
- どんな仕事に就こうとも「営業」は必ず役に立つものであるということ。
今の若い方にも「営業」についてのアレルギーはやはりあるので、一人でも多くの方に営業の素晴らしさを知ってもらいたいです。 - 営業という仕事をいやがっている人が多いことにおどろきました。
- モノやサービスを売る前に相手のニーズを満たすことが大切である。
良い会社か悪い会社かは、その人の立場によって全くちがう。 - 一口に営業といってもタイプは同じではない。考え方、タイプ、グループは色々ある。
- 営業の仕方や、営業に関する知識の増やし方、何が大切なのかを教えて頂き、とても勉強になりました。
- 売ろうとしているうちは売れない。人の役に立つことをしていくうちに売れることにつながる
- ブラック企業の判別
- 純粋な気持ちで人の役に立つことができればいいなと思いました。
定刻となり、初の営業交流会は無事閉会しました。
- どんな仕事に就こうとも「営業」は必ず役に立つものであるということ。