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第19回座談会
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日時: 2011.07.27(水)18:30~20:30
「人を動かす広告の極意! ~その先まで届く企画表現力~」
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江坂が好き!な経営者のための、第19回座談会を開催します。
テーマは
「人を動かす広告の極意!
~その先まで届く企画表現力~」問題提起者は
株式会社画屋 代表取締役 小川 満洋 さん です。吹田市の地元密着型観光情報誌「すいたHoHoHo」にて、駅界隈トレジャーという漫画を連載している画屋の小川さんは、「売上大幅アップにつながる情報発信術!」などの刺激的なテーマで講演もされています。
一旦は漫画家の道を断念し、就職。営業を経験する中で、漫画で食べていく道を見つけ、平成14年に創業します。
「漫画とイラストで地元企業さんを支えたい!」という小川さんから人を動かす広告の極意を問題提起していただき、意見交換をしたいと思います。
報告
高木の挨拶の後、「マンガで会社の強みをアピールする方法」と題した資料に沿って小川さんの話が始まりました。
小川さんの自己紹介の後、参加者の皆さんに「今日は何を知りたくて来たのか」を聞き、本題に入りました。
マンガで会社の強みをアピールする方法の中で、小川さんはちょっとした絵に吹き出しで話しているものがマンガではなく、「伝えたい本質的情報を絵とセリフを使った物語として表現する方法が広報、広告におけるマンガ」で視覚的、直観的に伝えるものである。
第一印象が大切だと言われるように、まずは見た目で興味がなければ、中身は見ない。
そういう意味ではマンガはどんなメディアでもアピールするツールとして伝わりやすい。
しかし、マンガだったら何でもよいという訳ではない。マンガを通じて企業・商品の機能的価値を伝えるだけでなく、その価値に込めた企業の強みをお客様が気づいていない「ニーズ」に合わせて伝えることが大切であるとお話されました。
途中、始めに皆さんに聞いた意見に対するお話を盛り込みながら、
最後にマンガでアピールした失敗例と成功例を紹介いただき、何がしたいのかがわからないものは失敗する。何をどうアピールしたいのかを明確にし、会社の思いや姿勢を表現することが大切であると、締めくくられました。
小川さんのお話が終わった後、前回の問題提起者であったもりたか法務事務所の森高さんに乾杯の音頭をとっていただき、会食しながらの自己紹介と意見交換がはじまりました。
(以下、アンケートより抜粋)Q.今日の座談会に参加して学んだことや、気づいたことを教えてください
- 「小川さんの閃」が見えました。
- いろんな業界の方が来られていて、いろんな角度からのお話が聞けてよかったです。とても勉強になったし楽しかったです。
- 訴求内容の大切さ
- マンガは思ったよりも効果的だと感じました。
- 広告としてのマンガの位置づけ
- 自分が最初にやる時の気持ちを想い出した。
- 広告業は、依頼主と消費者との両方のニーズを把握しなければならず、大変な職業だなと気づいた。
- ①マンガの奥に深い経営学や哲学がひそんでいる事に気づいた。
②知りたい人のプライドを傷付ける事なく重要なポイントを伝える事が出来る。 - マンガでの表現ではだけでは無くやはり売り手の思いやこだわりが必要。
定刻となり閉会。
閉会後も、引き続き江坂-起業家支援センターの一角で語り合いました。