江坂が好き!な経営者のための、第39回座談会を開催します。

テーマは
「やってみよう！やってみなければわからない」
　　“ Give It a Try! Or You Will Never Discover Your True Potential. ”

問題提起者は
宗智哉税理士事務所　税理士　宗　智哉　さん です。

無限の可能性は、子どもだけの特権ではないと思います。

大人や経営者も、いろいろな場面で迷い、悩み、限界を感じた時「自ら学び」「自ら考え」「人との出会い」で「解決」の糸口が見えてくる。

そうして、一所懸命に行動した結果、いつのまにか次のステージに立っていることに気づくことがあるのではないでしょうか。

チャンスや転機はいつもある。それに気づくか気づかないか、やるかやらないかで未来が変わるのです。

自らの無限の可能性を引き出すためにも、経営者どうし、本音で語り合いませんか？

報告

座長の高木の挨拶があり、次に宗智哉税理士事務所　宗さんの問題提起が始まりました。

今日は参加者の皆さんのターニングポイントやそれをどうやって乗り越えたのかをお聴きしたいので、自分自身のターニングポインを問題提起としてお話します。ということで、ご自身の近況報告や人生を振り返っての経験談をお話しいただきました。

まず、近況報告としてご自身とご家族のお話をされました。息子さんのことを思ってお話される言葉には、宗さんの父としての気遣いや優しさが感じられました。

次に、ご自身の略歴が書かれたレジュメに沿って、出生から現在に至るまでのお話をしていただきました。

大学は理学部（物理）を志望して受験したが浪人。その年の9月、水害で祖父従姉弟が亡くなり、また「二十歳の原点」や「部分と全体」という本と出会い、物理では解釈しきれない事もあると理学部文学科（哲学倫理学専攻）へ入学。

このころから毎日のように日記をつけ、悩みや悪い気持ちを吐き出していた。日記は、27歳の結婚まで続けていたが、結婚と同時に悩みも吹き飛び、日記をつけることはなくなったというお話もありました。

お仕事についてのお話では、ソフマップ創業者の鈴木慶さんとの出会いや簿記との出会い、経理部への移動や会計システムの構築など、さまざまな経験談をお話しいただきました。

その中で、阪神淡路大震災の際、引き落としのシステムが止められない状況に陥った際、同じ日に同じ額を振り込むというアイディアで被災者の方からの引き落としを止めることができたというお話もありました。

最後に、好きな言葉として「一灯照隅　万灯照国」「未来と人は変えることができる」「やってみよう！やってみなければわからない」という言葉を挙げ、税理士として中小零細企業の力になることでみんなを元気にしたい！と締めくくられました。

宗さんのお話が終わった後、株式会社オフィスジャパンの小林さんに乾杯の音頭をとっていただき、会食しながらの意見交換がはじまりました。

（以下、アンケートより抜粋）

Q．今日の座談会に参加して学んだことや、気づいたことを教えてください

• 参加者の皆さんの生きてこられた過去や色々な考え方が聞けてよかったです。
• いつもながら、皆様の話を聞かせて頂き、明日の活力、励みになります。
• 必然と偶然についてのお話が興味深かったです。できればその卒論を拝見したいところです。
• 正直にやっていたら、いつかは良い事が返ってくる。
• 今のお仕事に至るまでの様々な経験やお話を聴くことができ、いろいろな気づきがありました。
• 53歳で開業されたチャレンジ精神に感服。やってみよう！と気持ちになりました。ありがとうございました。
• フリーなトーキングが、リラックス出来て良かったです。やはりビールを飲みながらというのが良いです。
• 次(将来)に向けて、がんばれるエネルギーがもらえました。がんばります。ありがとうございます。

定刻となり閉会。
今回は参加者全員が残り、閉会後も引き続き江坂-起業家支援センターの一角で熱く語り合いました。