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第47回座談会
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日時:2013.08.07(水)18:30~20:30
「起業して思うこと ~オープンからの2ヶ月を振り返って~」
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江坂が好き!な経営者のための、第47回座談会を開催します。
テーマは
「起業して思うこと
~オープンからの2ヶ月を振り返って~」問題提起者は
ONE Japan 代表 応根 かおり さん です。今年の3月21日にすいた地域雇用創造協議会が開催したビジネスアイデアコンテストにおいて、
「日本製品に特化した500円均一ショップ」というアイデアで最高賞に輝いた応根さん。そのアイデアを具現化され、
6月21日に日本の逸品セレクトショップ「ONE Japan -ワン ジャパン-」をオープンされました!助成金・融資などの資金面や、メディア取材・PRなどの広報面で、行政機関の支援が受けられることの凄さを日々実感されている応根さん。
当初は9月に起業予定であったにもかかわらず、とんとん拍子に勢いよく準備が進むことになり、6月に起業された後も様々な形で支援を受けることができているそうです。
実際に体験されたからこそ知れたことを交えて、起業までの道のりや今後のビジョンなどを、熱くお話しいただきます!
起業予定の方だけでなく経営者の方でも利用できる助成金の制度など、ためになる話が盛り沢山☆
少しでも興味のある方はお気軽にご参加ください♪
報告
座長の高木の挨拶があり、次にONE Japan 代表 応根かおりさんの問題提起が始まりました。
最初に、「ワクワクの想いは伝わり、つながり、広がります。皆さんはご自身の事業にワクワクされていますか?」と述べられた応根さん。
「おもしろい」「ワクワクする」ということが事業の核だと考えており、そのためにはまずは自分が自身の事業にワクワクしていることが重要であることを話されました。今年の3月21日にすいた地域雇用創造協議会が開催したビジネスアイデアコンテストにおいて、「日本製品に特化した500円均一ショップ」というアイデアで最高賞に輝き、6月21日に日本の逸品セレクトショップ「ONE Japan -ワン ジャパン-」をオープンされた応根さん。
行政機関が関わっているビジネスアイデアコンテストにて受賞したことで、行政機関からいただいたギフト(公的支援)の凄さを日々実感しているとして、その支援の内容を説明されました。
補助金・助成金の制度にも詳しくなられ、「関心のある方はいつでもお気軽にご相談ください」と述べられました。また、応根さんは、起業して一番嬉しかったこととして、「福祉施設と協力して制作している商品をお客さんが『このクオリティで500円はスゴイ!』と言ってくれて、それを聞いていた障がい者の方が感動して泣いたこと」と話されました。
最後に、ギフトショップとしての「ONE Japan」のストアコンセプトを再構築することや、商標登録をすることなど、今後のビジョンを語られました。
応根さんのお話が終わった後、ゴトーたたみ製作所 後藤孝雄さんに乾杯の音頭をとっていただき、会食しながらの意見交換が始まりました。
応根さんのお話を伺って感じたことについて参加者の方々に発表していただき、活発な意見交換が行われました。
中でも「ワクワク」の大切さに共感された方が多くいらっしゃり、それぞれの方が考える「ワクワク」についてお話しいただきました。応根さんは「自分だけが儲かるワクワクは他人の心に響かない。皆がワクワクできることをしないと」と話され、行政との付き合い方のポイントなどを分かりやすくご説明されました。
また、人の良いところを見つけて自然に褒めることができる応根さんの人柄の良さが、周りの人が応根さんを応援したくなるもう一つの大きな理由になっているのでは、と指摘される方が複数人いらっしゃいました。
(以下、アンケートより抜粋)Q.参加して良かったことや学んだこと、気づいたことを教えてください
- 人とのつながりを大切にする姿勢や回りを巻き込む影響力。まねすることはなかなかできませんが、近づけるようにしたいと思いました。
- ワクワクが大事である!それが顧客にもつながることになる。
- 良い方向のサイクルへ考えが回っていると感じて、自分ももっとやらなければと思いました。
- 応根さんの人をほめる事、素直な所は大事な事だと思いました。
- 「ほめる」というプレゼントが応根さんの人柄。
- ワクワクが周りに伝わるところに共感しました。
- 朝起きて「ワクワク」するというお話を聞いて、自分はワクワクできているがお客様もワクワクしていただいているのか…そこが本当はとても大事なことだと思うので、意識したいと思いました。
定刻となり閉会。
閉会後もほとんどの参加者の方々が残り、引き続き江坂-起業家支援センターの一角で熱く語り合いました。