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第51回座談会
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日時:2013.12.11(水)18:30~20:30
『”出逢い”を”お客”に変える!顧客づくりの仕掛け方』 ~いちばん大切なことは、いちばん大切なことを、いちばん大切にすること~
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江坂が好き!な経営者のための、第51回座談会を開催します。
テーマは
『”出逢い”を”お客”に変える!顧客づくりの仕掛け方』
~いちばん大切なことは、いちばん大切なことを、いちばん大切にすること~問題提起者は
寺島義雄税理士事務所 寺島 義雄 さん です。顧客づくりの理想は、やはり「紹介」で増えること。
ではどのようにしたら「紹介」をもらえるのでしょうか。
それには「信頼」「好感」「忘れられないこと」が必要です。まずは、一番大切な既存のお客様に対して感謝を伝えることから始めましょう。
お客様の”こころ”を掴み「信頼」や「好感」が得られれば、必ず「紹介」が生まれます。また「紹介」は不確定なものです。
「誰かいい人いませんか?」というときに、真っ先に思い出してもらわないといけません。
そのためには、定期的なアプローチが必要になります。これらを踏まえ、私がこの4年間実践してきたことについてお話をさせて頂きます。
皆様のご参加を心よりお待ちしております☆
報告
はじめに座長の髙木の挨拶があり、次に寺島義雄税理士事務所 寺島義雄さんの問題提起が始まりました。
まずは寺島さんの自己紹介があり、次に手紙やハガキを描きはじめたというきっかけについてお話しいただきました。
寺島さんは、既存顧客を大切にしようという想いから出会った人に手紙やハガキを送られており、その数は1ヶ月300枚を超えるそうです。
名刺交換の御礼からニュースレター、家族の近況報告、贈り物に対する御礼はがきなど種類も様々で、実際に送られた手紙やハガキもお見せいただきながらご説明いただきました。
大切にされていることはやはり「感謝」の気持ちであり、その1枚1枚から寺島さんのお気持ちが伝わってくるような手紙やハガキばかりでした。手紙やハガキを送ることで、「いつもハガキありがとう」と言ってもらえたり、返信をいただいたりと“こころ”と“こころ”が通うお付き合いができるとおっしゃる寺島さん。
その心遣いにあふれた温かいお人柄と「私の顧問先は1社も倒産させない」という強い想いが伝わるお話でした。問題提起の後、楽読江坂スクールの安川さんに乾杯のご発声をいただき、問題提起について参加者全員での意見交換を行いました。
「自分にはまねできない」「どうやって続けているのですか」という意見が多く、それに対して寺島さんは、まず今月送付したい方の宛名を全てハガキに印刷し、少しずつ時間を見つけてはそのハガキにコツコツ書いて、その都度送付するようにいていると答えられました。また、ハガキのほかにも顧客を増やすための方法があるのではないかということについても討論しました。
やはりお会いすることや話をすること、そしてその「つながり」を継続的に維持することが大切なのではないかという意見に多くの方がうなづいていらっしゃいました。今回のテーマである「いちばん大切なことは、いちばん大切なことを、いちばん大切にすること」。
その「大切なこと」とは何か?ということを考えられるきっかけとなった座談会でした。
(以下、アンケートより抜粋)Q.参加して良かったことや学んだこと、気づいたことを教えてください
- 寺島先生のきめ細かい顧客獲得方法を知ることができてよかったです。
- 本来マーケティングの分野であろう話を、税理士の立場から聞かせて頂くとは意外でした。
- 「いちばん大切」なことを大切にすること、また、それを継続して行うことの重要性を感じました。寺島さんの域には近づけないですが、少しでも近づくことができればと思います。
- 継続は力なり!
- 意識を高められたことと思います。
- 手書きレターのためにはデータベースが大事!レターの良さをわかってくれる方とつながれる。
- たくさんの実行と結果分析、やり方の改善などをお聴きすることができ、とても勉強になりました。
- 手紙の温かさ、特に手書きの文字の温かさが、相手の心に届くんだと感じました。