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第6回座談会
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日時:2010.11.11(木)18:30~20:30
人との出会いで会社が変わる ~ 新しい船出に羅針盤を持って! ~
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江坂が好き!な経営者の方をお呼びして、第6回座談会を開催します。
テーマは
人との出会いで会社が変わる
~ 新しい船出に羅針盤を持って! ~問題提起者 株式会社リブランドマネジメント 代表取締役 福家 孝 さん です。
福家さんは、建築施工・設計、不動産管理を手がける(株)リブランドマネジメントの社長になってまだ数年です。
独立時は、建築会社での20年の経験で技術には自信があり、それだけでやっていけるものと思っていました。
しかし、リーマンショック後、顧客や社員との関係に悩みます。
そうして、社長業というものに目がいくようになりました。
新しい船出に向けて準備を進めているとき、この座談会に 参加して経営理念の大切さに気づいたとおっしゃっています。
すべきことや方向性がはっきりと見えてきたと、今日も社長業について勉強されています。
報告
福家さんは、記念すべき第1回座談会の参加者です。
第1回目座談会で経営理念の必要性を感じられ、学び、実践、そして今回の問題提起に至りました。定刻前に参加者がそろい、座長の高木から、挨拶と今回も初参加の方に向けて座談会の趣旨説明がありました。
そして、流れるように福家さんのお話がはじまりました。
まずは、社会に出てから今の経営者になるまでの経緯をお伺いしました。
2年前に社長になってすぐ、リーマンショックによる経営不振に陥り、顧客や社員との関係に悩み、「名実ともに経営者である」ということはどういうことかを考え始めます。
するとそれまで入ってこなかったいろいろな情報が入ってきて、人との出会いが増えてきたとのこと。そんな時に参加いただいた第1回の座談会で、他の参加者の方が自分の目指しているものを明確に話されていることに驚きを感じます。
また「経営者にも無免許な人が多い。危なっかしいですよね~」という座長の話を聞き、ご自分が一級建築士の資格は持っているものの経営者としての勉強をしていなかったことに気づき、反省されたそうです。そしてまずは経営理念を作ることから始められます。
経営理念の成文化する中で、自分は何のために建築に携わってきたのかという原点に戻ることができ、これからどうしていきたいかの方向性が定まり、「迷いなく今の仕事をやっていける!」という自信につながりました。
「道を間違えそうになったとき、また間違えてしまったときに、気づかせてくれるものが経営理念であり、それを元に軌道修正しながら会社全体が前進していく。理念は経営の方向性を示す、羅針盤のようなものだ。」と熱く語られました。「人との出会い」で、今まで知らなかったことを知り、学び、刺激を受けて、自分が変わることによって、会社の方向性がわかってきたとまとめられました。
その後、最年長であるOさんに乾杯の音頭をとっていただいた後、会食がはじまりました。
第6回座談会
会食をしながらの自己紹介と福家さんのお話を聞いての感想では、
「自社にも経営理念はあるが、長年いると忘れがちになる、それを思い出させてもらった。」
「長年の経験があるにもかかわらず、立ち止まって考えることができるのは、勇気があって尊敬できた」
など、みなさん福家さんの熱い思いが伝わってきたご様子でした。その後、「何のために経営しているのか」「何を目指しているのか」をテーマとした討論。
その中で経営理念について
「理念があると、自然と理念にあったお客さんが来るようになる」
とお話されていた方もいたことが印象的でした。まだまだ話は尽きない中、定刻になり、いつものように時間のある方は残って、差し入れにいただいた焼酎を飲みながら、「経営者道」について語り合いました。
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Q.今回の座談会に、なぜ参加されましたか?
- 年上の人が謙虚な気持ちを持って、自分の経営を見つめ直す姿を見たかった。
- 狭い社会でのおつきあいしかなかったので、「人との出会い」ということにひかれました。
- 最近忙しくて疲れていたため。福家社長が講師だったため。
- 自身の起業の為の経営理念の確定の為。他の参加者の方の意見を参考にする為。
Q.座談会に参加してよかったことや、感想を教えてください。
- 人の意見や思いが聞ける事がよい。
- 経営者ならではの悩みや経営を取りまく環境について交流できて良かった。
- 今まで「経営理念」ということを考えたことがなかったので、「医院の経営」ということをこれから考えていきたいと思います。
- 今一度自分の役割を見直すきっかけになりました。
- 自身の経営理念の絞り込みが大分進みました。
Q.今後どのようなテーマなら、また参加してみたいと思われますか?また要望等もありましたらお書きください。
- 経営者の思い
- 営業のやり方、事業所の立地について
- 定住外国人の雇用について