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第61回座談会

  • 日時:2014.12.09(火)18:30~20:30
    『開業率1位の奪還を目指して』
  • 江坂が好き!な経営者のための、第61回座談会を開催します。

    テーマは
    『開業率1位の奪還を目指して』

    問題提起者は
    株式会社 江坂-起業家支援センター 代表取締役 髙木 学さん です。

    吹田市はこれまで、東京23区を除けば全国1位の開業率を誇っていましたが、現在開業率が低下し、隣の豊中市に逆転されてしまいました。また、平成21年と平成24年の経済センサスのデータを比較すると、江坂駅周辺の事業所数が減少していることも見受けられます。
    吹田市の開業率を全国1位にするために、江坂の空きビルを無くすために、私たち地域の起業家・経営者にできることは何か、皆さんで話し合えればと思います。

    報告

    今回は高木が「NPO法人江坂-起業家支援ネットワーク 理事長」として問題提起を務めました。

    高木ははじめに、吹田市の開業率が下がっているが、全国的に見ても低下傾向にあること、開業率を上げるための取り組みとして「創業塾」が全国300か所以上で実施されており、受講生には女性が増えていること、しかし女性起業家が増えているかというとそうでもなく、「何となく始めて1年以内にやめてしまう」という方が多く、なかなか開業率に反映されていないことなどを話しました。
    また隣の豊中市の開業率が吹田市を上回り、大阪府下で1位になったという話があることから、豊中市と吹田市における起業家支援の違いについて話しました。

    そして、高木が理事長を務める「NPO法人江坂-起業家支援ネットワーク」について、「弁護士や税理士など各種士業や地域の経営者、コンサルタントが集まる団体であり、支援体制が整っている。これからは『経営者の免許証を発行する』などの取り組みを通じて、経営に関する勉強の必要性を世に広めていきたい」と話しました。

    最後に「吹田市の廃業率と開業率を逆転するように、江坂を魅力ある街にしたい。一時は
    大阪の『住みたい街ランキング1位』になったこともある。これからは起業したい街1位を目指したい。どのようにすれば江坂の魅力が上がるのか、皆さんの知恵をお借りしたい」と締めくくりました。

    乾杯の後は食事をしながら意見交換をしました。
    江坂・豊中・大阪市内の不動産事情や行政・公益経済団体との関わり方、江坂ならではの名産をつくるといった意見など、参加者それぞれの視点から意見を交わし、江坂の魅力アップのためのアイデアを出し合いました。

    定刻となり閉会。閉会後は社員教育や障がい者雇用、今後の販路拡大について等、様々なテーマで語り合いました。


    (以下、アンケートより抜粋)

    Q.参加して良かったことや学んだこと、気づいたことを教えてください

    • 吹田の街の活性化や起業家、経営についての話をすることができて良かった。
    • 行政と民間の関係性が少し見えたことは、良かったです。
    • 「江坂を魅力ある街に!」というテーマで参加者の意見・知恵を出し合うことができ、新たな可能性(ビジネスチャンス)を見出せました。

自立センターえさか

〒564-0051 大阪府吹田市豊津町18-37江坂ビジネスゾーン MAP