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第70回座談会
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日時:2015.11.10(火)18:30~20:30
『信頼される人間になるには ~江坂での経験も踏まえて~』
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江坂が好き!な経営者のための、第70回座談会を開催します。
テーマは『信頼される人間になるには ~江坂での経験も踏まえて~』
問題提起者は、後藤貞人法律事務所 弁護士 白井 淳平さん です。
どのような職業でも、依頼者に信頼されなければ良い仕事ができるはずはありません。では、私たちはどういう人を信頼することができるのでしょうか。他人との信頼関係を築く上で、意識しておくべきことや有益な工夫などについて、弁護士としての仕事だけでなく、江坂で働いていたときの経験や、日常生活の様々な場面を通じて感じたことをお話しします。それぞれの方の人生経験や価値観の違いから、色々な意見が出るテーマだと思いますので、一緒に考えていきましょう!
報告
記念すべき70回目の問題提起者は、弁護士の白井 淳平さんです。
今回の参加人数は21名。大盛況となりました。白井さんが目指す弁護士や人物像。それは「信頼される人間になり、何かあったらすぐに頼ってもらえる弁護士」というものです。
その背景には、白井さんがこれまでの人生の中で、周囲の人々の力強い支えに何度も助けられてきた経験があるそうです。
弁護士を目指すことになったきっかけや、それからの道のりについて、当時の気持ちを思い出しながら語られました。現在、白井さんは弁護士として、様々な案件を扱っていますが、特に刑事事件の弁護に熱心に取り組んでいます。「相手のことを尊重し、その人の人生が少しでも良い方向にいくように」という想いで弁護にあたっているそうです。
今後のビジョンについては、
「この仕事を通じて、自分が昔、助けてもらったことへの“感謝”と“恩返し”がしたい。想いを持ちながら、何でも解決できる力を身につけることで、信頼され気軽に相談してもらえるような人間になりたい」
と語られました。白井さんのお話が一段落した後、古谷国際特許事務所の古谷榮男さんに乾杯の音頭をとっていただきました。
そして、参加者の方々に、白井さんのお話をうかがって感じたことや白井さんが江坂にいた頃の思い出、新人時代の信頼関係の築き方などについて、自由に発表していただきました。終始笑いが絶えず、参加者からは「弁護士になる運命だったように思える」「人を想い、“感謝”と“経験”があるからこそ今の仕事ができていると思う」「謙虚に頑張る姿勢が大切と気付かされた」といった感想があり、白井さんの人柄がよくうかがえる会となりました。
(以下、アンケートより抜粋)
Q.今日の座談会に参加して学んだことや、気づいたことを教えてください
- 白井君だけでなく他の人の話もドラマがあっておもしろかった。
- 弁護士は刑を軽くしたり、自分に有利になるために依頼するものだと思っていましたが、お話を伺い、むしろ、心の依り所になるという考えが、おどろきでした。
- どこでくじけてもおかしくなかったところをめげずに乗り越えてこらえて夢をなしとげたお話は感動的でした。
- 困った時に思い出してもらいたい、という言葉が印象的でした。
- 弁護士としての心がけ、それまでの経験をきけて良かった。
- 現在の弁護士としての仕事がきけ、信頼を得るための苦労話は自分の今後にも役立つ
- 周囲の人に恩返しをしたいという想いを持って、感謝の気持ちを持って、仕事に取り組む姿勢が素晴らしいと思いました。
- 過去‐現在に至るまで、労された事、人間が動く、動機に対して自己意義が持てるかということを学んだ。
- 座談会の理想像を見ることができました。