江坂が好き!な経営者のための、第85回座談会を開催します。

今回のテーマは
『現在の書店の環境から生まれた販路拡大法』

問題提起者は
株式会社ブックサプライ　代表取締役　薮田　真吾 さんです。

薮田さんはアウトレット店舗運営での失敗経験を踏まえ、古本屋事業と就労支援事業を行っています。異業種企業との提携業務で、売店と買取窓口がたくさんあることを強みとしながら、障がいをもった方たちと共に働いています。

障がいを持った方がビジネスパートナーとなり、買取窓口を全国に持つことを目標としながら取り組んでいることは、ＩＴシステムの構築。アマゾンや楽天などの大手の通販から注文が入った際に、すぐに発送できる仕組みづくりを行っています。

電子書籍が普及していく現代、書店を取り巻く環境は厳しいものとなっていますが、薮田さんの考える販路拡大法とは一体何か、話を聞きに来ませんか？

皆様からのお申し込みを、心よりお待ちしております。

報告

薮田さんは23歳で独立し、過去にビデオ販売店やアウトレットパークの経営の経験を経て、現在のブックサプライを経営しています。初めは地域でいかに認知度を高めるかということを考えて事業を行っておりましたが、今はブックサプライの事業は全国へと展開しています。

たくさんの同業種の人がいる中、2014年にAmazonマケプレアワード顧客満足賞を受賞した薮田さんの販路拡大法は、様々な業種でも効果的と思われるITマーケティングの活用方法でした。

薮田さんの販路拡大法は参加者の発想を覆すものもあり、感想の他、様々な意見や質問が出ました。

最後には高木から薮田さんの販路拡大法で地域の活性化ができる提案もあり、楽しい雰囲気の座談会となりました。

Q.参加して良かったことや学んだこと、気づいたことを教えてください。

• 従来（昔）からある仕事でも、価値を生み出す方法が時代によって違い、変化のスピードが速い。
• 本を通じて、人それぞれの考え方や視点の違いを当たり前ながら改めて感じ、本の読み方や保存の仕方などもさまざまで、リアルに楽しませていただきました。
• 中古業はそんなに儲からないのでは、と思っていたのですが、売り買いの仕組みだけでなく、WEB（アフィリエイト）などの話も聞けて、勉強になりました。
• 身近な人（SNS）は強い。システムの大事さ。ポータルサイト的なものの影響の大きさ。
• クラウドで本を売り、発送できるシステムがすごいと思った。また、知らないことばかりびっくりさせられた。